ことば音楽療法では、発語の練習や弾き語りを、
日本語のアクセントをラとソの音程を用います。
アクセントは言語により、強弱アクセント、高低アクセントに分けられます。
英語などは強弱アクセントですが、日本語は高低アクセントです。
日本語のアクセントは音程であり、メロディーといえます。
日本語には、方言があります。
関西は、京阪系アクセントとなります。
その中で私の住む京都は、京都のアクセントです。
京都のアクセントは、わらべ歌そのものであるといわれています。
絵本の弾き語りで必要なもの。
私の場合は、楽器や絵本はもちろんですが、
アクセント辞典が入ります。
単語をアクセント辞典で調べ、アクセントを確認します。
この辞典は、標準語、鹿児島、京都のアクセントが載っています。
言葉を京都のアクセントに変えると、
どの文章も「わらべ歌」になり、ほんとうに、「歌」になります。
私的には、ことば音楽療法は関西、京都にぴったりだと思っています。
歌うことで、メロディーが身につき、
メロディーがつくと、アクセントがつき、
発語が導きやすくなります。
楽器の音を聞くことにより印象付け、動機付けし、
楽しく歌うことで、聴覚認知、構音、記憶・学習能力の向上を目指します。
また、聴覚的刺激と同時に、口形を提示し、視覚的に模倣を促します。
楽しく歌い、聴くこと、見ることで、言葉の学習をしていきます。
放課後等デイサービスのセッション・言語療法・ことば音楽療法、言語相談は
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