母音練習 口形聴唱法 京都 ことば音楽療法

ことば音楽療法の発語の練習は
まず、母音の練習から始めます。
日本語の母音は、「あ」「い」「う」「え」「お」 のこの5つ。
母音の種類は、共鳴腔の形、主として舌と口唇の形の違いによって決まります。
母音は少しも摩擦を起こさない開放音であり、顎の開き方、舌面の高さ、口唇の形、呼気の通路の狭められる位置で種類が分けられます。
小さい空間内での各器官の微妙な位置の違いによって、音声は変わります。
日本語を話すには、この母音の発声が必要であり、
ことば音楽療法は、母音の音声を模倣することから始めます。

 

ラソミの伴奏に合わせ、ラソの旋律で母音を表現し、
音で注意を促し、注目させ、
音と歌で楽しさを感じさせ動機付けし、
歌で母音音声を印象付けさせます。
また歌と同時に
セラピストの口元を注目させ
セラピストは手の動きで母音を表現し
(これをことば音楽療法では、口形聴唱法と言います)、
仮名文字カードも呈示し
ヒントを多くすることで
消えてゆく音である母音音声の記憶・学習を強化してゆきます。

 


放課後等デイサービスのセッション・言語療法・ことば音楽療法、言語相談は
下記の「御薗橋ことば音楽教室」まで。お気軽にお問い合わせください。