あいうえおの歌 五十音表 あかさたなはまやらわ 京都 ことば音楽療法

母音(あいうえお)が安定してくれば、次は子音の練習に入ります。
各子音について練習もするのですが、五十音表を使用して練習をする場合もあります。
仮名文字が分かり始めたときに「あいうえおの歌」をします。
表を縦に「あいうえお、かきくけこ」と読んだり、横に「あかさたな、はまやらわ」と読んだりと、ラソミの音階で歌ってゆきます。

 

この五十音表は大変便利です。仮名文字を教えたり習ったりするときなどに便利ですね。
便利なのは理由があります。
五十音表は、科学的な構成でできているのです。五十音を、五段(段はあいうえお)、十行(行はあかさたなはまやらわ)に、たて・よこ規則的に並べています。
五十音表の最初は母音の行から始まりますが、この母音の「あいうえお」の並びは、使われる頻度が多い順に並んでいると言われています。
子音は「あかさたなはまやらわ」の各行に分かれ、見ても読んでもわかりやすいように整理されています。当たり前に使っている五十音表ですが、11世紀からあったそうです。

 

意味のある単語の歌とは違い、意味のない音の並びの「あいうえおの歌」ですが、
五十音表を知ることで、他の音・文字の関係が分かるようになります。
五十音表は清音だけでなく、濁音、半濁音、拗音も分かりやすく理解できます。
ラソミの音階のメロディーで歌うと、たくさんの音も楽しく、自然に理解でき取得できます。

これは子供の部屋の壁に貼ってある「のりものしゃしん あいうえおひょう」です。

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