得意と不得意な課題 受動的と能動的な課題 太田ステージ 京都 ことば音楽療法

苦手なことを勉強していますと、
面白くなくなり、勉強が続かなくなります。
発話が苦手な子供たちが好きで得意なことを
合間に入れてレッスンをしています。
言葉の練習や歌の間に、作業の課題を入れています。
円柱さし、型入れなどです。
他にも、描画やパズルなどもあります。
子どもたちの認知機能を評価した上で作業の課題を入れています。
強化する必要があるけれども、達成可能な課題を選びます。
例えば、さす行為の課題は、手指の発達、目と手の協応、集中力、思考に必要な内言語、問題解決能力を育てます。そして、全部自分でしたことで、自信がつきます。
多くの子供たちは、もくもくとやりますね。すごい集中力です。完成した時にはご満悦な表情。そして、こちらはその達成を称えます。
自閉症の治療教育である太田ステージによりますと、課題達成への報酬は、課題を与えることで、課題自体が報酬となるとあります。得意と不得意な課題、受動的と能動的な課題を組み合わせます。課題が達成した時の達成感を共感し、言葉とスキンシップでほめること自体が報酬となるとあります。