教材の準備・収納・取り出し方法 京都 ことば音楽療法

プログラムの項目数は30分でも10項目ほど用意しています。
レッスンがスムーズに進むためには、準備が必要。
プログラムの立案やその順番など、生徒様が集中してそして楽しくレッスンを受けていただけるよう準備します。
言葉歌や取り組み課題の教材など用具はたくさん準備します。
ですが、レッスン中に生徒様の気が散らないよう、
他の教材に目がいかないよう、
そして、セラピストが使う教材をスムーズに「出せる」がことが重要です。
単純ですがレッスンが上手く進むためにはとても重要なことです。
そこで、いろいろと考えました。

 

言葉歌に使う絵本やパネル(ラミネート加工しています)
生徒様のお気に入りのキャラクターを使ったパネル教示も手作りします。

取り組み課題の型はめパズル。
ピースがバラバラにならないようケースに入れて収納します。

100均で購入した。ケースと本立て。
このインデックスケースに絵本やパネルを入れます。

インデックスケースに本やパネルを入れた状態です。
プログラムの順番に教材を入れています。
本立てには、ケースに入れたパズル類も立てています。

その本立てをカバンに入れて、セラピストの足元に置きます。
インデックスケースにはプログラムの順番に教材が入り、
そして上からはよく見えますので、効率よく取り出せます。
奥のかばんにも、取り組み課題の教材が入っています。

マラカス(ミニマラカス、エッグマラカス)、玩具(果物10種類、同じ果物10個×2種、型入れ子等)かご、箱。

ピアノの下セラピストの足元にこのようにカバンを置きます。
生徒様には見えないです。
この状態でしたら、教材の取り出し、ピアノ伴奏、生徒様の状態の観察などできます。
カバンに興味がある生徒様には、机の上に乗せて、あえて見せながら出すことがあります。その方がご本人も納得しレッスンに集中して取り組めます。

使った教材はこのようなケースに入れてゆきます。

入れる作業は生徒様にしてもらっています。
「なおす~なおす~なおし~た!」(関西弁)
「次にいきまーす」と歌いながらケースに入れて、
次の課題に移ります。
使用した教材が入ったケースはピアノの上など生徒様が見えるところに置きます。
意外と使用した教材には興味を示さなく、次の課題にスムーズに移れます。
最後に、「こんなにできました!バンザーイ!」と歌いながらすべて教材を見てもらいます。
ご本人は、たくさんの教材を見て喜び、次回のレッスンを楽しみにして帰られます。